胸焼け,ゲップ,食欲がない

胸焼けがして食欲がない|便秘と胃酸の出すぎを防いで解消

便秘になり、腸の中に便やガスが溜まると、腸が膨張
します。すると、胃や十二指腸などを圧迫するため
胃酸が逆流して、食道にとどまり炎症を起こします。
この食道の炎症が胸焼けの正体です。

 

 

胃酸は、食べ物を溶かす強い力を持っています。胃は、
特殊な粘液で覆われているため、胃酸により炎症を
起こしません。しかし、食道は胃が持っているような
粘液がないため、胃酸により炎症を起こしてしまいます。

 

 

そこで、胃と食道の間には弁があり、胃酸が逆流しない
ようになっています。また、食道が動いたり、唾液を飲み
込むことによっても胃酸などを押し戻します。

 

 

しかし、加齢とともに胃と食道の間にある弁の閉じる力
が弱くなる、食道の動きが低下する、唾液の分泌量が
減少するので胃酸が逆流しやすくなります。

 

 

胃酸の逆流による胸焼けを防ぐには

食生活の見直しが重要です。脂肪を多く含む食べ物を
食べ過ぎると胃と食道の間にある弁が緩みやすくなり
ます。また、脂肪を多く含む食べ物を食べると、胃酸の
分泌量が増えます。

 

 

肉や卵などたんぱく質を多く含む食べ物は、消化に時間
がかかるため、胃の中に滞在する時間が長くなり胃酸が
逆流しやすくなります。さらに、脂肪やたんぱく質の
多い食べ物は、腸内にいる悪玉菌を活発にさせてしまう
ので便秘が悪化してしまいます。

 

 

便秘を防ぐために、野菜や海藻類、果物など食物繊維の
多い食事をすることも大切です。食物繊維をとると便の
量が増える、腸を刺激する、便に含まれる水分量が増え
柔らかくなるので排便がスムーズになります。

 

 

肉や脂をたっぷり使った欧米風の食事をすることが多く
なり、胃酸逆流による胸焼けや便秘になる人が増えて
います。逆に、日本食は野菜が中心で薄味なので、胃酸
の分泌が抑えられ、便秘解消にもつながります。なので、
なるべく日本食を食べるようにしてください。

 

 

食事は、内容だけでなく食べる時間も重要です。食事は
寝る2、3時間前には終わらせてください。食べた後、
すぐに横になると胃が圧迫され、分泌された胃酸が逆流
しやすくなります。

 

 

また、普段の生活の中では、おなかを締め付けるような
服を着ない、背筋を伸ばし良い姿勢を保つなど、お腹を
圧迫させないように気をつけてください。
(加齢とともに腰が曲がり、おなかが圧迫されます。)